切り絵日記。
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20代 とにかく画材選び。
30代 なんとなく自分に合う画材が見つかる。
40代 自分の求めるモノが作れる様になる。
年配の画家から聞いた言葉。
新しい画材を試みる。
想像の様に仕上がらない。
気がつくと机の上がぐちゃぐちゃ。
床の上は試作と作品で踏み場なし。
すると
絵の具が窓にべちゃ。
ひいいいいい
付いちゃいけないものまでにもドバ。
ぎゃああああ
慌てるものだから
コロコロと筆など転げ床にぐちゃり。
服にもなぜか顔にまで。
、、、、
思い出した。
これが私だ。
絵を描いていた頃
私はいつもこうだった。
パレット上は洗わないから
色が混ざり過ぎて一体となり
色水をこぼした先には服や作品。
コントの様な無駄な失敗ばかりで
いつも途方に暮れていた。
そう考えると
切り絵はとてもスムーズ。
カッターを手に取った瞬間から始まった。
ススイと切り
失敗もない。
切ったら切れた。
不器用な自分を忘れるほど
器用な自分になれる。
私に向いている画材。
今改めて実感。
まだ見ぬ新しい画材を求め
気持ちは永遠に20代。
もっと道具と出会いたい。
もちろん原点の
筆は一番で取っておいて。
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