アダルト。

長編を出来るだけ長くどつぷりと。

出来れば同じ作家を何本も。

主人公に自分を重ね

時には主人公の傍に居て

その世界に少しでも長い時間浸かっていたい。


何回か日記に記しているけれど

それが昔からの読み方。


ここ近年

今まで頭にもなかった同時読み。

３冊程度その日の気分や場所で読み分ける。

なんだか大人になった気分。



学生時代に読んだ「ノルウェーの森」が

私にはひどく大人の物語に感じ

春樹作品は

もっと先で読む本と勝手に位置づけ。



少し進んでは眠り

夢と混同しながら

終盤まで現実と夢の狭間でゆらゆら読み。

やはりまだ早かったかと

何度か脳裏に浮かぶも

読み終えると涙が出ていた。



歳を重ねて変化していると思う。

食、思考、性格。


それを私は勝手に「大人」と呼ぶ。



そんな事を考えていたけれど

お菓子をご飯代わりにして

こっぴどく叱られた。

こどもの様に。