七夕（昨日）。

地元の友達Ｉちゃん。


彼女との出会いは

記憶の薄い幼少時代にさかのぼる。


「美弥が写っている写真が家にある」

「Ｉちゃんが写っている写真がある」

互いの家に一緒に遊んだ写真が残っていた。

部活の時間、こんな偶然があるのかと驚いた。




卒業後

お互い県外に出てしまい

一度地元で再会するも

連絡先もわからなくなっていた何年間。



突然実家から電話。

「Ｉちゃんが児島に住んでいる」

確信した。

Ｉちゃんとは見えない糸で結ばれているのだ、と。

それから2年半

時間が合う限り会い

昔話からオバカ話まで沢山言葉をしゃべりあった。


そして昨日の七夕。

Ｉちゃんとお別れ。

旦那さんの転勤で児島を離れてしまうのだ。



陽が暮れて

赤星さん、ひとみちゃんとで満月観察に行った。

雲と雲の間からちょこと顔を覗かす満月。

ゴロンと横になり

アスファルトの熱と心地良い風に身を任せる。

寂しくない。

Ｉちゃんと私は織姫と彦星なのだ。

ご縁があって又近くですごせる日がやってくるのだ。

寂しくないよ。


自宅に戻り

マイコーの追悼式。

マイコーはいない。

Ｉちゃんもいない。


寂しくないなんて嘘。